DuolingoやBabbelのような語学アプリにモンゴル語がないのはなぜ?

アプリで学べる言語は、開発の手間とコースの優先順位でどう決まるのか
大手語学アプリの事例
Duolingo: 現在のコース一覧にモンゴル語は掲載されていません。コース数が増えていても、追加されるコースのすべてで新しい学習対象言語が増えるとは限りません。
Babbel: 公式の対応言語一覧にモンゴル語は含まれていません。利用できるコースは、何語を使って学ぶかによっても異なります。
資料からわかることの限界: 以下の資料は、一般的な優先事項やコース開発の作業を示す事例です。運営企業がモンゴル語を提供していない具体的な理由や、今後追加するかどうかまでは明らかにしていません。
言語の追加が、一覧を増やすだけでは済まない理由
既存の言語をより多くの学習者に届ける
例えば、Duolingoは2025年4月にコースを拡充しました。英語以外の人気上位7言語を、対応する全28の表示言語で学べるようにすることで、148コースを追加しました。これにより、より多くの人が、自分にわかる言語で説明を受けながらそれらの言語を学べるようになりました。この発表は、既存コースを利用できる人を増やすという、企業が対象者の拡大を優先する方法の一つを示しています。モンゴル語を求める声がある一方で、新しい言語の組み合わせや既存レッスンの改善なども、取り組み得るプロジェクトです。こうした全体的な選択の背景は理解できますが、Duolingoがモンゴル語そのものをどう評価したかはわかりません。
一通り学べるコースを作り、維持する
もう一つの例がBabbelです。同社の説明によると、コースは言語学者、教師、教材設計者、編集者、研究者が制作し、音声はネイティブスピーカーが録音しています。また、学習者の母語に合わせてコースを調整し、学習の進み具合に関する情報を使って教材を改訂しています。これらは単語リストを翻訳するだけではできない作業です。新しい言語を扱うには、教える順序、対象となる学習者に伝わる説明、適切な練習問題、信頼できる録音を用意する必要があります。公開後も教材の見直しや更新は続きます。こうした公開情報から、一つの言語に対応するには継続的な投資が必要だとわかります。
モンゴル語について、どこまで推測できるのか
これらの事例を合わせて考えると、さまざまな語学アプリで、モンゴル語コースの開発は、既存コースをより多くの人に届けることやレッスンの質を高めることなど、ほかの開発プロジェクトと優先順位を競う可能性があります。これは、公開されている事例に基づく本記事の解釈です。需要の少なさ、収益性、言語の難しさを理由に、特定の運営企業がモンゴル語を採用しなかったと裏付ける資料ではありません。文字体系の選択、発音教材の準備、文法の説明はカリキュラム設計の一部であり、それらの作業が必要というだけでは、モンゴル語への対応がアプリにとって特別に難しいとは言えません。
モンゴル語の学習を始めるには
アプリから始めたい方は、GerTrainerでモンゴル語の語彙練習や、キリル文字と伝統文字の教材を利用できます。文法の各章や、追加の単語・例文音声はGerTrainer PROで利用できます。入門講座や先生、録音付きの教科書を利用すれば、説明やフィードバックを補うことができ、会話の練習では覚えたことを実際に使えます。自分が使いたいモンゴル語に合った教材を選び、自己紹介や食事の注文など、小さな目標から始めましょう。
参考資料
コースの提供状況は2026年10月16日に確認しました。
